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織鼈甲 〈ORIBEKKO〉

織鼈甲(ORIBEKKO)

織鼈甲(ORIBEKKO)
特注 サンプル有り

~資材の柔らかさを伝えるアクリル技術加工

織鼈甲〈Oribekko〉はクリアアクリル板と、織物や和紙等の素材、それらとともに封入するアクリル樹脂の3層構造のパネルです。
素材をあえてピンと張らず自然な状態で封入することで凹凸間が表現され
織物や和紙の魅力がそのまま伝わります〈A-rise(アライズ)製法※〉。
そのため光の当たり方で見え方が変化し様々な表情を楽しむことができるのが特徴です。

※A-rise製法とは、2枚の透明なアクリル板の間に「織物」や「和紙」などの素材をセットし、
そこに特殊溶液を注入して溶液面の上昇とともに自然(空気)脱泡を促し素材との
浸漬処理を行う独自の製法です。

~京都の雅と技の華麗なる融合

 京都の粋-豊かな色糸が織りなす上質な京織物 「西陣織」。 映える金銀糸、 際立つ奥ゆきと立体感、 アクリル樹脂を用いた特殊加工が、京都の粋のまた異なる表情を浮かび上がらせます。2 つの技術のコラボレーションが創り上げる唯一無二の世界観をお楽しみ下さい。
 創業70年の技-「織鼈甲」 の高級感に満ちた風合い、 ほどこされた流麗な曲線や繊細な装飾。 それらを可能にしたのは高度なアクリル加工技術です。昭和初期創業という長い歴史をもち、いつの時代にも真摯にものづくりに取り組む中で蓄積され、継がれてきた技が細部にまで生きています。
 職人の情熱-製品はすべて、 熟練職人の手作業によるものです。 端正な洗練美の中に、 有機的な温もりが漂うのは、いつ、どこで、どのように使われるものなのかを思い描きながら試行錯誤を重ね、一点一点を丁寧に創り上げていくからです。このように、作り手の思いや感性が生み出す「織鼈甲」は製品であると同時に、心に響く芸術作品でもあります。
 技術をかたちに-「織鼈甲」 は当社開発 ・ デザインのアイテムの他、 使途もデザインも多様にご提案しております。生活雑貨や小物からテーブルやチェスト等の調度品、店舗ディスプレイまで、御希望に沿ったデザインやサイズで京都発のオリジナル製品もお創りいたします。

商品画像 画像をクリックしてご覧ください。

  • 織鼈甲11
  • 織鼈甲10
  • 織鼈甲01
  • 織鼈甲02
  • 織鼈甲03
  • 織鼈甲04
  • 織鼈甲05
  • 織鼈甲06


商品名 織鼈甲(おりべっこう)
規格寸法

●定番柄〔西陣織〕 ①300mm×300mm×t6mm  ②650mm×900mm×t6mm ③650mm×1800mm×t6mm
新織地〔西陣織〕○650mm×900mm ※n3.スパイダー/紫(spider/murasaki)のみ900mm×1800mmまで
●〔和紙〕○450mm×450mm
※その他別寸対応可能

設計価格

●定番柄〔西陣織〕 ①13,800/枚  ②82,000/枚 ③160,000/枚
●新織地〔西陣織〕〔和紙〕お問い合わせください。

材質 アクリル樹脂×西陣織、アクリル樹脂×和紙
仕上 画像はこちら→

定番柄〔西陣織〕全6種
1.七宝花菱(しっぽうはなびし)
2.繻子無地(しゅすむじ)
3.砂子地に鳳凰牡丹(すなごじにほうおうぼたん)
4.二重蔓牡丹唐草(にじゅうつるぼたんからくさ)
5.唐草に鳳凰(からくさにほうおう)
6.亀甲花菱(きっこうはなびし)

新織地〔西陣織〕全8種  
n1.霞/金(kasumi/gin)
n2.霞/銀(kasumi/kin)
n3.スパイダー/紫(spider/murasaki)
n4.小牡丹/金赤(kobotan/kin aka)
n5.青海波/銀(seigaiha/gin)
n6.青海波/羽衣銀(seigaiha/hagoromogin)
n7.千両裂(senryoukire)
n8.スパイダー/朱(spider/shu)

〔和紙〕全8種  
w1.Aura/silver
w2.Aura/copper
w3.Haku/silver
w4.Gristen/brown
w5.Gristen/red
w6.Hyoutan
w7.Hagi
W8.Shibuki/silver

特長
  • 割れにくく、透明度が高い。
  • メーカー規格キャスト板を使用しており、透明以外にもマット、カラーアクリを使用しての製作が可能。
  • アクリル樹脂の中に直接布地を封入しているため、樹脂が浸透し、西陣織が濡れたような色合いに変化する。ガラスに挟み込んだ材等の風合いとは異なる表情を見せる。
  • 布のしわなど再現できるため、立体感を表現できる。

〔西陣織とは〕
 京都市の「西陣」において製織された高級絹織物の総称であり、特定の織物を意味するものではなく、生産される織物の種類はきわめて多くを数えます。また、西陣は世界でもまれな織物の産地でもあります。数多くの名品と呼ばれる作品を織り出し、常に日本の絞織技術をリードし、1000年以上にわたって織物を織り続けている産地は他には無いといえます。
 縦糸と横糸が直角に交差し、模様や風合いを織り成す生地を織物と定義付けますが、その織物の中でも糸を先に染めて織り柄を表現するのがジャガード織りという西陣主流の技法です。ジャガード織りの柄表現は白生地を後から染めたりプリントしたりする後染めの織物と比べ深みのある高級感漂う表現力が特徴です。

特注対応
  1. 特注サイズへカット加工・・・製作最大サイズ:650x1800
  2. アクリルの厚み・・・6 ミリ~ 42 ミリまで対応。
  3. 基材樹脂・・・透明、マット、カラーアクリル
  4. アクリル加工・・・カット、穴あけ、曲げ、接着、小口研磨
  5. 封入する素材・・・西陣織や和紙のほか、お客様のオリジナル素材の封入も可能(要相談)
※色落ち・浸透度合い等事前テストが必要となります。
備考 〈特注家具・什器の製作〉
アクリル樹脂加工のほかディスプレイ什器、金属加工、木工家具製作、サイン・看板製作等において多数の実績を積み重ねてまいりましたので「織鼈甲」を組み込んだ家具や照明器具等のオリジナル商品の製作も対応可能です。
デザイン図や製作イメージ図をお送りくださればデザインから納品まで一貫体制でお応えできますのでお気軽にご相談くださいませ。

※自然光に長時間当たり続けると変色する可能性があるため、室内でのご使用をおすすめします。
※中に入れる素材によっては多少の気泡が残ります。ご了承ください。
※中に入れる素材によっては仕上がりの表情が異なります。


京都樹脂株式会社
住所:〒600-8887 京都府京都市下京区西七条名倉町29
http://k14co.com/
TEL:075-312-3741

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