私たちの食生活に欠かせない卵。
栄養価が高く、調理方法も多く安価に手に入るので、とてもありがたい自然の恵みの食材です。日本の卵消費量は世界でもトップクラス。私たちが大量に消費している卵ですが、料理の際に卵の殻、どうしていますか?
今回はこの卵の殻のリサイクルから出来ている数ある商品の中から、地球にも人にも優しい商品をご紹介します。
「エコ玉 名刺用紙」サンコーフォームズ株式会社
卵の殻を混ぜることで、木材パルプ使用の削減を可能にした商品。
卵の殻再利用用紙は、SDGs推進の取り組みとして産業廃棄物として処理される卵殻を、独自の技術でパルプに混ぜ込み作られています。
この地球に優しい未来への取り組みを、名刺交換をする度にお相手に伝えたくなりますね。
「ガイアフィールドライン」 株式会社グリーンテクノ21
100%卵の殻でできたグラウンド用リサイクル白線。
卵の殻だけで出来ているなんて!子ども達の学校やスポーツクラブでも使われているかも?子どもにも人にも土壌にもとってもやさしい商品です。
こちらの企業では、その他にも卵の殻から様々な商品を開発されています。 未来をちょっといい方へ。気になった方は要チェックです!
「プラシェル」 カネパッケージ株式会社
プラスチックを60%も削減した新素材のプラシェル樹脂とは⁉
「プラシェル樹脂」とは特殊な製造技術により卵の殻と卵の抗菌剤を樹脂に配合することでプラスチックを60%も削減した新素材で、石油系樹脂製品の代替えとして使用できる地球に優しい樹脂です。 捨てる際は燃えるゴミとして廃棄可能で、これまで焼却処理されていた卵の殻の有効活用の幅が広がります。
プラシェルを使用した商品の一つ、オープナーは、非常時にホイッスルとしても活用できる優れもの。 これから私たちの生活にプラシェル樹脂を使用した商品が増えていきそうですね。
他にも商品化されていますので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
卵の殻の事を調べていくうちに、卵の殻は「捨てる物」から「新しい資源」となっているということがわかりました。そして商品化されるまでには大変な企業努力があることも同時に感じました。でもそのお陰で私たちは、自然と共存していく未来を思い描きながら過ごしていくことができますね。
「お家でエコ!卵の殻をリサイクル」では、実際に家庭で簡単にできるリサイクル方法をご紹介しています。ぜひそちらの窓ものぞいてみてください。