石目調の不燃内装仕上げ建材「stonetex ストーンテックス」に新しく石の種類が増えました

ご好評をいただいております石目調不燃内装建材、石目柄ストーンパネルの「stonetex ストーンテックス|日本の石シリーズ」に「大谷石(栃木県)」「十和田石(秋田県)」の石目柄デザインに加え、新たにご当地石の「札幌軟石(北海道)」「秋保石(宮城県)」「黄竜山石(兵庫県)」「琉球石灰岩(沖縄県)」の石目柄デザインがラインナップされました。 国産石それぞれの色・風合い・素材感が忠実に再現された不燃壁仕上げ材で、現在のシリーズと同様に「パネルタイプ」と「DSCブリックタイプ」での展開です。
※「笏谷石(福井県)」「伊豆石(静岡県)」の石目柄デザインは2025年6月に販売予定です。
●不燃化粧板「パネルタイプ」
ケイカル板に独自の製法で温かみのある各地の銘石の魅力を再現した、石目調不燃化粧板となる不燃ストーンパネルです。



●セメント系人造石(GRC)「DSCブリックタイプ」
たたきや割れ肌など天然石の特徴的な仕上げを再現した、凸凹な立体感をもった不燃レリーフ装飾壁材となるセメント系人造石の擬石タイルです。


<本製品のポイント!>
●リアルな風合い
特殊な加工によって各地の銘石の自然な美しい風合いと色合いを表現
●完全不燃材料
認定不燃材料また法廷不燃材として、商業施設やホテルなど内装制限の適用を受ける部分へ安心して使用が可能
●施工性UP
従来の石材と比べて、極めて軽量で非常に取り回しがしやすく、加工・取付が容易な簡単施工が可能
●コストダウン
荷重に耐えうる強固な下地造作や養生期間が不要なため、工期短縮によるトータルコストの削減、省施工化に貢献
<新しい石の種類の産出地や特徴について>

■北海道の石:札幌軟石(さっぽろなんせき)
産地:北海道札幌市周辺札幌軟石は、約4万年前の火山活動で生まれた凝灰岩です。加工しやすく、耐火性や保温性に富んだことから、明治初期より北海道内の建造物に多く用いられました。古い石蔵がカフェなどに再利用され、近年は建物の仕上げ材としても人気があり、軟石のパン焼き窯が製作されたり、軟石で作られた雑貨が商品化されるなど、札幌軟石の文化は今も脈々と受け継がれています。

■宮城県の石:秋保石(あきういし)
産地:宮城県仙台市秋保町秋保石は、凝灰岩の中でも珍しく大小さまざまな小石が含まれていてそれらが模様となり、木片が含まれていることもある石種です。調湿、脱臭の性質があり、耐久性、耐火性に優れ古くは蔵や塀などとして大正から昭和初期に盛んに使用されてきました。現在は豊かな表情を活かし、店舗や住宅等の内装材や庭園、インテリアとしてさまざまな用途で親しまれています。

■兵庫県の石:黄竜山石(きたつやまいし)
産地:兵庫県高砂市竜山地区黄竜山石は凝灰岩で、石色が他に青・赤色があり「宝殿石」とも呼ばれています。古代より現在もなお1700年ものあいだ同じ場所から採石され続けている石材は国内唯一です。古代には大王や有力豪族の石棺などとして使われていたほか、江戸時代には姫路城や明石城の石垣などに、近代においても皇居吹上御苑や国会議事堂、住友銀行本店ビル、社寺仏閣などに使用されてきました。

■沖縄県の石:琉球石灰岩(りゅうきゅうせっかいがん)
産地:沖縄県南西諸島中部から南部数万年以上前にサンゴや貝殻などが堆積してできた多孔質の石灰岩です。古くから御嶽やグスク、墓、石垣などで使用され、独自の石造文化を形成してきました。首里城などのグスクや玉陵などもこの石で作られています。サンゴなどの化石模様が織りなす味わい深い肌合いと、象牙色の温かい色合いが特徴で、近年では観光施設やモダンな建築にも活用されています。

■福井県の石:笏谷石(しゃくだにいし)
※2025年6月販売開始予定
産地:福井県福井市足羽山周辺の笏谷地区
約1600万年前の火山活動で降りつもった灰が固まってできた緑色凝灰岩です。柔らかくて加工しやすいという特徴から、様々な所で利用されきました。古墳時代の石棺や神社仏閣などの石畳などの建材や墓、石仏、戦国時代に入ってからは、一乗谷朝倉氏遺跡の井戸や福井城址の石垣、九十九橋などにも使用されていました。水に濡れると深い青色になることから「越前青石」とも呼ばれています。しかしながら、今後は採掘されることがないと言われている貴重な石です。

■静岡県の石:伊豆石(いずいし)
※2025年6月販売開始予定
産地:静岡県伊豆半島地方
伊豆石は静岡県伊豆半島やその周辺で産出される火山岩由来の石材の総称です。耐火性に優れ、風化しにくい安山岩系と軟らかく加工しやすい凝灰岩系の2種類に分けられい色々な種類があります。江戸城の石垣のほとんどが伊豆半島から運ばれており、近代では東京や横浜の街づくりのための建築資材として普及、重用されました。伊豆石の主な種類として、伊豆御影石・伊豆青石・沢田石・小松石・桂石・伊豆若草石などがあり、各地に石丁場跡を見ることができます。
国内では各地において美しく多種多様な日本の石、国産の銘石が数多く産出されています。トーザイクリエイトではその他ご当地石の種類での製作も特注対応可能です。お好みの石材のご要望など詳しくは下記よりお問い合わせください。
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