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- MORFACE 施工説明書
■設計者の皆様方へ ※オーダーされる前に必ずお読みください※不明点等ございましたらお気軽にお問い合せください。
■施工業者の皆様へ ※施工される前に必ずお読みください※不明点等ございましたらお気軽にお問い合せください。
【モルフェイス定番製品特性】
【仕上げ面の強度=加工性能と施工性能】
トーザイクリエイトが独自開発したハイスペックモルタルの表面
強度の特性からモルタル仕上げをパネルとしての出荷が可能となりました
従来のモルタル壁(左官材)では実現しなかった建材(パネル)です
湿式工法の左官壁を「お手軽な乾式工法の仕上げ材」「工場で仕上げた化粧パネル」として出荷します
●加工性能
「丸のこ」や「ジグソー」などの手持ちの切断機で現場での切断・穴開けなどの加工ができます
●施工性能
釘・エアーフィニッシュ・等での取り付けが可能です(打ち込んでも表面にヒビや割れが出ません)
従来の左官仕上げのように養生期間の必要が無いので天候に左右されることなく工期を短縮できます
また、左官職人の手配や技術に左右されることなく、短期間で安定した仕上げ壁が実現します
【注意】本製品は仕上げ済みのデリケートな製品です。運搬時、保管時、施工時の際は丁寧にお取り扱いください
■屋外や、直接水のかかる場所では使用出来ません。
■湿度・温度の高い場所、熱源に近い場所、直射日光の当たる場所の使用は変色・変形が生じる可能性がありますので、設置しないでください。
■立てかけ禁止!左官仕上げ製品は反りが起きやすい製品です。立てかけての仮置き、保管は絶対しないでください。
■仕上げ面の風合い・・弊社工場で職人が仕上げた手仕事による製品です。
・本製品は機械による大量生産品ではありません。一品ごとに職人による仕上げのため、「コテ塗りのむら」など、表情にバラツキがあります。また、経年と共に色むら・白化などが発生する場合もありますが、「製品の風合い=特性」 としてご了解の上、ご採用ください
■色味について
・主成分に普通ポルトランドセメントを使用しており、仕上げに着色材や顔料が入っておりません。セメントのロットにより濃 淡の違いがありますので、モルフェイス製品も濃淡が生じ、均一の色味ではありません。
・セメント特有の白化が生じる部位もありますが、塗装仕上げと違う、普通セメントの自然な色味を楽しんでいただく製品です。
・カタログ・WEB の画像及びお取り寄せのカットサンプルは現物と色あい・風合いなどが異なります。
これらの特性をご了解の上ご利用ください
上記ご了承、および施主様へご説明の上、ご採用くださいますようお願いいたします。
施工後のご注意・日常のお手入れ
- 表面に付着した汚れをそのままにしておくと、内部に染み込み落ちにくくなります。汚れが染み込む前にきれいな布等で拭き取ってください
- 汚れが付着した布や雑巾はかえって汚れをひどくする場合がありますので使用しないでください
- 汚れがひどい場合は中性洗剤を水で薄めた溶液に浸した布を固く絞って拭いてください。拭き終わりましたら、別の布を水に浸して 固く絞り、洗剤の成分を充分に拭き取るようにします
※ 洗剤が表面に残ったまま放置した場合、変色を起こす恐れがあります
- 酸性・アルカリ性の洗剤、塩素系漂白剤、シンナー、金属タワシ、研磨剤は使用しないでください
オプションとして防汚・防水・耐薬品性の高い「HSProtect」を施すことができます。事前にお問い合わせください
「突きつけ施工」「透かし目地施工」「専用化粧目地施工」での施工が可能
- 「DIYも可能な簡単施工」ってどういうこと?
- 一般的な化粧パネルの施工方法の多くは、仮止めの両面粘着テープと弾力性接着剤を併用する接着工法での貼り込みとなり、プロの職人でも神経を使う施工方法です。
左官de パネル・「モルフェイス」は仕上げ面から釘やピンネイルを打ち込めますので両面粘着テープの使用を避ける事が可能です
接着剤が硬化するまでは、釘を抜けば貼り込み時に生じたズレ等の是正が簡単にできます
※切断・開口・釘打ちが簡単にできる特性によりDIYにも適したパネル製品としてご案内しています
さらに、専用化粧目地材をご利用いただくと貼り込み施工が簡単になり、きれいに納まります
参考資料
モルフェイス定番製品施工手順
【両面テープ・接着剤併用工法参考手順】
■施工前のご注意
- 屋内の平らな場所で、床面からの湿気を防止できるよう床面直置きは避け、10 ~ 100 ㎜程度の高さで保管してください
- 水濡れや汚れを防ぐため防水シート等で養生してください
- 破損しやすい素材です。 荷降ろし・搬入・運搬の際は充分注意してください
- ボード下地上へ施工してください( 石膏ボード・合板等) 充分な強度が得られます
- 接着剤・両面テープは推奨品をご使用ください。接着剤の成分によっては施工後表面 にシミとなって浮き出ることが確認されています
- 下地は乾燥した( 含水率20%以下) 材料を使用してください。水分の多い素材を使用した場合、商品が水分を吸収し、表面のシミとなって現れることが確認されています
- 水分が多い場所、頻繁に水がかかる場所には施工しないでください
- 初期接着強度が低い場合は建材用の両面テープを併用してください
■施工手順
- 下地を石膏ボード(9.5 ㎜以上) もしくは合板(5.5 ㎜以上) でつくります。下地は平滑に仕上げます
- あらかじめ仕上げ材を施工する前に仮並べを行い、数量のチェックと共に位置を確認し、墨出しを行います
- 両面テープと接着剤で施工していきます。 両面テープと接着剤を塗布する箇所のゴミ・ホコリを除去してください。ビニールクロス等がが施工してある場合は必ず除去したうえで施工してください( 図1)